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【AIフレーム補間】Dain-App [Alpha 0.36]の使い方と使用感 これで動画がヌルヌルに!!

Dain-Appを使うにはNvidia製のGPU(のcuda)が必要です。

以下のcudaがあるGPU

(ほとんどの人は「CUDA-Enabled GeForce and TITAN Products」だと思います。)

developer.nvidia.com

 [追記]

Alpha 0.40が出ていますが内容は変わらないと思います。

 

 

使い方

以下のサイトからダウンロード

https://grisk.itch.io/dain-app

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展開したら中にある「DAINAPP.exe」をクリック

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そうするとCUIGUIが開きます。操作はすべてGUIの方で行ってください。

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翻訳

一応翻訳(DeepL)したのを貼っておく

 

翻訳の画像

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入力設定

Input Video(s) ・・・・・・でフレーム補間したい動画を

Input PNG Sequence・・・でフレーム補間したい連番の画像を

Resume Render・・・・・・途中やめになった場合に選択して続きから始める

出力設定

動画形式を「MP4,WebM,GIF,APNG」から選択し「Output Folder」で出力先を指定

フレーム処理の設定(Frames Handling Mode)

モード 1: デフォルト(すべてのフレームを同じように扱う)
モード2: 重複したフレームを削除(アニメーションの速度を変更することがある) 
モード3:適応的にタイムスタンプを記録し、重複したフレームを削除する(アニメーションの速度は変わらない)。
モード4: タイムスタンプを静的に記録し、重複したフレームを削除する。

奥行の認識の設定(Depth Awareness Mode)

3次元的な映像であればReal life or 3D
2次元的な映像であればCartoon oer animeを選択

アルファの設定(Alpha Transparency)

透明度のことだと思います。元が動画なら「No Alpha」で良いはず。

補間アルゴリズム(Interpolation Algorithm)

デフォルト: 2X/4X/8X; より少ないメモリの低速化; よりクリーンな結果
Experimental(実験使用): 2X/3X/4X/5X/6X/7X/8X; より多くのメモリ、より速く; より多くのアーチファクトを発生させるかもしれない: (No Alpha)

 

動画の場合、メモリが足りない可能性が高いのでデフォルトにしておきましょう。

Interpolate・・・補間

動画を読み込ませると「Input FPS」が勝手に入力されるので何倍するか選択

フレームの分割(Split frames into sections.)

OutOfMemoryエラーが出た場合のみ使用してください。

「Section Size」は動画の解像度の幅または高さが割り切れる数にしてください。

(「Section Size」はその数だけのピクセルの1:1の正方形です)

「Section Padding」は100から200が推奨です。

ダウンスケール(Downscale Video)

解像度が大きい場合に動画の解像度の高さを入力した値に変更する。

シーンの変更を補間しない(Don't interpolate scenes changes)

数値は変更の検出をする頻度です。

起動前に補間された PNG フォルダをクリーンアップ

Clean interpolated PNG folder before starting.のところ

するならチェック

カラーパレットをオリジナルの色だけを使用するように制限

Limit Color Palette to only use original colors.
[Sometimes work better with pixelart]のところ

ピクセルアート向け

音声付きの出力

Create a output with audio.のところ

音声付きで出力するならチェック

完全ループアニメーション

Perfect loop animation [The animation repeat in a perfect loop]のところ

GIFでも最後の画像と最初の画像が繋がるならチェック

FPS設定

この項目で入力したFPSに制限される。3つの違いはわかりません。

出力(Perform all steps: Render)

3つのステップに分かれます。

1、DAINで動画を画像に分割

2、DAINでフレームを増やす

3、DAINで画像を動画に変換する

簡単に書くと

動画を指定して

出力先をしていして

2次元か3次元か選択して

何倍にするか設定して

「Perform all steps: Render」をクリック

「OutOfMemory error」がでたら分割するして再トライ

という感じです。

 

フレーム補間の進行具合はCUIに現在のフレーム処理数と全体の数、

また、そのパーセンテージが表示されます。

注意事項 

私の環境では動画のパスや動画の名前に全角文字があっても問題はありませんでした。

DAIN-APPを「C:\Users\XXXXXX\ダウンロード」に入れるとエラーがでました。

使用感

色々な人が動画をアップしているのでそっちで

 

元動画、24fps、1080p、2分22秒、総フレーム数3408で補間するのに48時間くらいかかる。あへぁ

「Section Size : 180」「Section Padding : 180」

i7-6700K 、 RTX2070

 

 他の人が投稿したのを見るに

Dainは作成中の映像(8fpsくらいの低fps)を補間するのが得意で

SVPは完成された映像を補間するのが得意なのかな?

 

Dainは想像?、SVPは予測?とか思った

 

開発頑張ってください

あとがき

www.svp-team.com

すげえSVPで動画出力ができるようになってる!!

 

昔のSVPでのフレーム補間の方法は以下に貼っておきます。

jagisu.hatenablog.com

jagisu.hatenablog.com